皆様のおかげで
80
周年
今後ともどうぞよろしく
お願いします
2024年
メッセージ
MESSAGE
不二輸送機工業株式会社
代表取締役社長
米中 郁雄
これまでも、そしてこれからも・・・
1944年4月3日に小野田(現山陽小野田市)の地で運搬機械専門メーカーとして発足した不二輸送機工業株式会社は本年80周年を迎えました。お客様や社員、お取引先様をはじめとした多くのステークホルダーの皆さまに支えられ今日まで歩みを進めることが出来ました。皆さまの今日までのご支援に厚く御礼申し上げます。
設立からの80年、時代が移り変わる中で当社を取り巻く社会情勢は大きく変化をしてきましたが、設立時の社名に込められた熱い想い「不二=二つとない、二番にあらず」は今日まで脈々と受け継がれ、技術立社の精神のもと開発と挑戦の歴史を刻んでまいりました。
「物流における社会の要求品質に応える真心搬送の実現」これが当社の存在意義です。これからもお客様の“これから=夢”の実現に共に歩んでまいります。
この80年を通過点として未来に向かって進み続け2044年の設立100周年に向けて物流課題に向き合い、技術に裏打ちされた唯一無二の商品を提供し続け、社会の進歩発展に貢献してまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
仲間と社員に感謝
80周年を迎えられましたこと大変嬉しく、そして私達を支えて下さった仲間(※1)と社員に感謝しかありません。私達は今ままでもそうであった様に、これからもお客様と社会の未来を、仲間と一緒に歩き続けて行きます。未だ発展途上、謙虚さを忘れず、本気で、ひたむきに邁進し、真のプロを目指します。引続き応援頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
※1.失礼をお許し下さい、ステークホルダ-の皆様の事です。
ここではこの表現が良いと思いましたので。
不二輸送機工業株式会社
専務取締役 営業本部長
原野 欣典
不二輸送機工業株式会社
専務取締役 技術本部長
西尾 英俊
皆様と共に
80周年を迎える事ができ、すべての御取引先様に感謝の言葉しかありません。また、困難もある中、社歴を刻む事ができました事 諸先輩方に御礼を申し上げます。
物流への課題は益々厳しくなる事が予測されますが、皆様のご期待に添える製品・サービスをご提供できるよう発展・前進を勧めてまいります。
企業に課せられる責任ならびに持続可能な社会を目指し、社員一丸となり取り組んでまいります。
今後とも一層のご愛顧ご支援を賜りますようお願い致します。
CONCEPT
CEPT
ロゴのコンセプト
のコンセプト
ロゴプロジェクト
東京事務所メンバー
ロゴプロジェクト
山口本社メンバー
グローバルレベルで統一的なコーポレートブランドを使用し、世界中から信頼されるグローバル企業を目指していることを表しています。
未来に向かって右肩上がりであること、また、90年、100年に向けて進み続ける決意を表しています。
私たちはロボットだけではなく、最適な“物流システム”を提供しているということを、当社のシンボルマークと同じ赤色で強調しています。
ピンクの花びらで真心と感謝を表すとともに明るい未来へ繋げていることを表現しています。
「80」を社是ロゴと同じ配色にし、社是ロゴのデザインコンセプトと同様に当社とお客様を表し、当社に関わる全ての方のお陰で80周年を迎えられたことを表しています。
HISTORY
80年の歩み
み
不二輸送機工業株式会社の設立
1942年に宇部・小野田地区の4社を合併し、株式会社小野田鉄工が設立されました。その2年後の1944年不二輸送機工業株式会社に社名変更し、運搬機械専門メーカーとして発足しました。
since1944
#1
1944-1953
1944年に運搬機械専門メーカーとして新たなスタートを切りました。創業以来、当社は「ポータブルコンベヤ」や「パケットエレベータ」といった革新的な製品を次々と開発し、業界に新たな風を吹き込んできました。1949年には「ベビーコンベア」を、その後も1952年には「8函チップラ」や「ユニクロフィーダ」、「1函2函チップラ」、「エプロンフィーダ」、「マルチチップラ」といった多岐にわたる製品を開発し、私たちの技術力と革新性を証明してきました。
#2
1954-1963
1954年には西ドイツのヘルスターマン社と技術提携を結び、「ヘルスターマンバンダー」を開発しました。1958年には通商産業省から輸出振興施策奨励費補助金を受け取り、その受賞機種はユニットコンベヤでした。1961年には革新的な「不二式U型ベルトコンベヤ」を開発し、続く1962年には垂直連続搬送機「コンベレータ」を開発しました。1963年にはパレット積付機「パレッタイザ」の開発に成功し、同年科学技術庁から発明実施化試験費補助金を受け取りました(受賞機種はコンベレータ)。また、中小企業庁から中小企業合理化モデル工場としての指定を受けるなど、当社は技術革新により業界の発展に大きく貢献してきました。
#3
1964-1973
1967年に革新的な「ワゴンローダー」と「フリーコーナー」を開発し、物流業界に新たな解決策を提供しました。1970年には、多階型コンベレータに対して発明協会から発明賞と特許庁長官奨励賞を受賞し、技術振興功労者表彰を藤本肇氏と片山隆氏が受賞するなど、その技術力が高く評価されました。同年、新しい社章と社名の書体を確立し、企業アイデンティティを新たに定めました。続く1971年には、「パレットキャディ」、「フォークローダ」、「パレットシュリンク」を開発し、効率的な物流システムへの貢献を続けました。1972年には「ワンマンパレタイザ」を開発し、物流業界におけるイノベーションのリーダーとしての地位をさらに強化しました。
#4
1974-1983
1975年には関連会社ファインテックを設立、「ワンマンローダ」や「リフコン」など多岐にわたる製品を市場に送り出し、1982年のマテハンロボット「フジエース」開発に至ります。これらの歩みは、不断の挑戦と革新により業界の発展に貢献し続けていることを示しています。
#5
1984-1993
1984年には「フジエースラン」の開発と東京国際包装展への出展を皮切りに、続々と新製品を市場に送り出しました。1985年には本社を移転し、「ファインリフト」やマテハンロボット「フジクロス」を開発。翌1986年には多機能走行ロボット「アトム」を開発し、再び東京国際包装展で注目を集めました。1987年には関連会社不二技研工業との業務提携と共に、フジエース高能力型「AC-6」を開発。1989年にはコンベレータ専用工場を新設し、1990年には「ダンボールシートパレッタイザ」や「スカラマン」を開発、国内外の展示会に積極的に出展しました。1991年は東京事務所ビルの新築、名古屋営業所開設、スーパーコンベレータ「SUPER-Z」開発に加え、国際的な展示会への出展やオランダ事務所の開設といった海外展開を加速。1992年には北海道工場が完成しました。
#6
1994-2003
1994年カゴ車・パレット兼用型「スーパーリフコン」と高能力型マテハンロボット「SA-90」を開発し、物流業界に革新をもたらしました。続く年々、フジエースシリーズの拡張やケーサーロボット「つよし君」などを通じて製品ラインナップを充実。1997年の「ハイテクリフコン」開発や1998年のフジエースシリーズのフルモデルチェンジなど、技術革新を続けました。2000年代に入り、「EC」シリーズの開発、シアトル事務所開設などで国際市場への拡大を図り、2003年には上海事務所を開設。同年、EC201がデザイン賞とロボット工業会賞を受賞し、技術とデザインの双方で高い評価を得ました。これらの活動は、持続的な成長と革新の精神を物語っています。
#7
2004-2013
2004年に香港事務所を開設しました。その後も国際展示会への積極的な出展や技術開発で業界をリードし続けました。2006年には【明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社】に選出され、2008年にはオランダ事務所をドイツに移転して欧州支店とし、文部科学大臣表彰や日本マテリアル・ハンドリング大賞の受賞を果たしました。2009年には不二輸送機商貿(上海)有限公司を設立し、本社ロボット専用工場を新設、さらに「高速シートフィーダー」を開発しました。2011年にはサーボアンプ「F-CAT」を開発し、2013年にはフジエース「EC-51」と「EC-121」を市場に送り出しました。2015年には社会貢献の一環として山陽小野田文化会館のネーミングライツを取得し、「不二輸送機ホール」と名付け、企業の名前を地域文化へと刻み込みました。
#8
2014-2023
2017年にシンガポール支店を開設し、本社工場のリフォームや上海Propackへの出展、四面規正装置の開発を行いました。続く2018年には本社厚生棟が完成し、インド支店も開設しました。2019年はロボデックス展示会でアルテック社と共同出展、インドネシアに駐在員事務所を開設し、北海道工場に新たな事務所を設けました。2020年には本社テクニカルセンターが完成。2021年にはタイにFUJI YUSOKI(THAILAND)CO.,LTD.を設立し、2022年にはビジョンデパレシステム「FuVIS」を開発。2023年にはInter Pack 2023、関西物流展、FOOMAJAPANに出展し、更なる発展を遂げました。
私達はこれからも
真心搬送を実現します